7/26、Job mate garden第8回が開催されました!
参加者はスタッフ3名、アシスタントスタッフ3名、参加者2名、総勢8名でした。
三密NGの今、ある意味で丁度良い人数だったかなと思います。
色々な制限があり、温かいお茶を淹れる事すら叶わず、味気ないペットボトルでのお茶のおもてなし、
お菓子もお土産としてお持ち帰り前提…というイレギュラーな形ではありましたが、
それでもなんとかこうして8回目を開催できた事は素直に喜び、感謝したいと思います。
さて、始めにゲスト講師の尾崎キャリアコンサルタントの講話。
今回は「働くということ」というテーマでお話をして下さいました。
何の為に働くのか、外に出ましょう、大切な言葉、自分を知る… などなど、
「就労」「社会参加」にまつわる大切な要素について、色々な角度で優しくお話をして頂きました。
働くという事、就労という事の原点をきちんと見直すという事は、
まず始めにやるべき事として外せない、最も大切な事ですね。
次に弊社の齊藤キャリコンによるセミナー、今回はズバリ、「志望動機の書き方」。
ベテランキャリコン“齊藤さん”は、大学での就職活動サポートのお仕事もしており、
この手の相談はお手の物です。齊藤さんによると、志望動機を書くにあたってのポイント、
一つ目。それは、
「ただ会社を褒めちぎるのではなく、自分自身の信念、考え方、熱意、希望、
そういうものを盛り込んだ内容にしないと意味が無い、効力も無い」
一言で言うと、そんな感じでしょうか? 現役大学生による志望動機、
会社を褒めるばかりで「自分不在」のパターン、多いそうです。
しかし、残念ながらこれでは企業側の人間に興味を持っては貰えません。
では、「この人、面白そうだな。ぜひ一度会ってみたい!」
そんな風に思ってもらえる志望動機の具体的な書き方とは、一体どんなものなのでしょうか?
齊藤キャリコンによると、その際のポイントは3つ。
- (今まで)何をしてきたのか?→経験
- (だから)何ができるのか?→スキル
- (そして将来)何がしたいのか?→動機
いかがでしょうか?
特に、②の「何ができる」を抜いて「何がしたい」だけを語っても、
何の説得力もありませんよね。それでは、ただの「地に足のつかない、夢を語る人」と
捉えられてしまう危険性があります。だからこそ、“今迄の経験や技術を活かして
御社で活躍したい!”と持っていくのが理想… そんなお話でした。
ここだけ聞いても、かなり役立つ部分があるのではないかと思います。
そして最後は、心理士の私から提案したテーマによる参加者全員でのディスカッション。今回のテーマは、
会社で嫌な事があった時の対処法いざ会社を辞めた時の体験談(成功例・失敗例)の二つでした。
まず①ですが、参加者さん、スタッフ、それぞれ順番に思い思いにお話をしていきました。
今回も様々な意見が出ましたが、主なものをご紹介してみましょう。
・いっぱい寝る(ストレスが溜まると自然に眠くなる)
・今後は怒られないように気をつける(自分なりに反省をする)
・身内以外の友達に話す
・お酒を飲んでうさを晴らす
・とりあえず溜める→その後紙に書き出してビリビリに破る
・愚痴る
・意識して吐き出し、それを客観的に見つめてみる(自分自身の心の言葉に耳を傾ける)
・お酒飲んで寝る
・お仕事に無関係な人に話す→メンターがいれば理想的
・違うものに問題をすげかえる
・大音量で音楽を聴く
・水族館へ行く
・溜池(水辺)に行く(自分だけの隠れ家)
ざっとこれだけの意見が出ました!個性溢れる、面白い内容だと思いませんか?人によって、
他者が絡むものと絡まないもの、という違いがありますが、皆さん自分なりの対処法をそれぞれ持っているのですね。
これは何気にとても大切な事です。会社で嫌な事があってもストレスを感じない、という稀有な人は別として、
殆どの人は「会社で嫌な事があった=ストレスを感じる」、そしてその対処法を何かしら持っている。
だから、何とかこなせている、という事ですね。普段から自分なりのストレスへの対処法、
みつけておきたいですね。今回の内容が何かヒントになれば嬉しいです。
次に②の、いざ会社を辞めた時の体験談(成功例・失敗例)です。こちらはこんなお話が出ました。
・もう少し円滑、円満な辞め方もあったかなと思う
・自分の意思を大事にする(そういう考えの元、仕事を辞めた)
・なるべくケンカは避けようと思った→会社に行かずに辞めた
・最後とにかくは穏便に、という事で、退職を告げて実際に辞めるまでの期間は、とにかく周囲と円満に過ごす事を心掛けた
最後の「辞めるまでの期間はとにかく円満に」というのは、
実はこの私Ackeyからの意見です。縁あって勤めた会社でも、
様々な事情によって辞めるざるを得ない事は多々ありますし、それ自体は悪い事ではありません。
が、「辞め方」はとても大切です。どんな事情でどんな風に辞めるか、
それは今後の人生にも影響を与えます。事情、の部分はさておき、
辞めるまでの自身の対応・態度は、調整が可能な部分です。
できるなら、なるべく円満に、穏やかに。そうする事で、辞めるという事実を少しでも和らげる事ができますし、
辞める側も気持ちよく送り出す事ができます。自分が会社を去った後でも、
少なくとも嫌な事を言われないで済むかも…と思いながら辞める事ができる事は、
大いにプラスです。「立つ鳥、後を濁さず」できる範囲で、実行して頂ければと思います。
JMG第8回はこんな風に開催されました。
お読み頂きました皆様にも、何か少しでもお役立て頂けましたらと思います。
次回のJMG報告も、どうぞお楽しみに…♪